ITパスポート試験過去問：ランサムウェアによる損害を軽減する対策

ITパスポート過去問
2024.03.28
  1. 問題
  2. 回答

問題

ランサムウェアによる被害を受けてしまった場合を想定して、その損害を軽減するための対策例として、適切なものはどれか。

  1. ア PC内の重要なファイルは、PCから取り外し可能な外部記憶装置に定期的にバックアップしておく。
  2. イ Webサービスごとに、使用するIDやパスワードを異なるものにしておく。
  3. ウ マルウェア対策ソフトを用いて PC内の全ファイルの検査をしておく。
  4. エ 無線LANを使用するときには、WPA2を用いて通信内容を暗号化しておく。
令和4年度分 ITパスポート試験 問56

回答

答え：ア

ランサムウエア にPCを乗っ取られた場合の事後対策としては、バックアップデータを使って元の状態に復旧するというのが最善の方法です。

バックアップデータと最新データの差がある場合はその間のデータは失われてしまいますが、復旧できずに身代金を払うかどうかを検討するよりは何倍もマシな対応と言えます。

その他の選択肢：

イ・ウ は不正に侵入されないための予防策であり、被害を受けた後の対策ではありません。

エ は WPA2で暗号化することで無線通信データの盗聴や改ざんを防ぎますが、これも事後の対策ではなく予防策です。

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